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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

野楽生れば

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皮鞣し(なめし)
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    熊つぁんからもらった鹿皮二枚を持って、鞣し皮に興味を持っている友人宅に行く。外見がなんとなく芥川龍之介に似ているので龍の字と呼ぼう。
    おれが知っている鞣し方法は、皮を剥いだその動物の脳味噌を擂(す)って皮に塗り、その後でしごくという平原インディアンの鞣しかただ。この方法を言うと龍の字は百科事典を持ち出して調べ、「脳漿鞣し」と言う名のあることが判明。
    まずは脳を取り出す。子供の頃山羊の皮を剥いでいたという龍の字に教わりながら鹿の頭の皮を剥ぐ(このひと、山羊の頭の皮も剥いでいたのかしら?)。そして頭骨を割って中身を取り出すのだが、勢いあまって脳を潰さないように気をつけるのはなかなか骨を折った。
    取り出した脳を大事に袋に入れて、皮に残っている肉片をこそぎにかかる。これが手間を食う。
    インディアンは専用の道具を作ってこそいでいたそうだが、とにかくやってみて様子をつかむまでは道具の作りようもない。なんとか肉を落とした皮に、灰を塗ってひと段落とする。
    このあと擂り潰してペースト状にした脳味噌を塗っていくのだが、その作業は後日とする。
    | ものづくり | 15:18 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    はじめまして。
    私今年始めて猟の経験をいたしております。
    自分ではまだ1頭しか取れてませんが、鹿を5頭さばきました。
    革の処理について知りたく、検索していて貴殿のブログに出くわしました。
    灰を塗ったりとか、肉をはぎ取るとかの部分についてもっと詳しく知りたいのですが、ご教授いただけませんでしょうか。
    参考になる文献やホームページさらには、貴殿のこのブログの続きのぺーじなど教えてください。
    よろしくお願いいたします。
    私も5頭目のシカで初めて肝臓の生食を経験いたしました。
    以下は、私のブログです。
    http://blogs.yahoo.co.jp/htf_iwata243120
    | 岩田二三男 | 2008/01/27 5:47 PM |

    岩田さん、はじめまして。拙ブログへ訪問とコメントを、ありがとうございます。サーバー不調などでお返事が遅れてしまいました、申し訳ありません。

    鹿の肝臓の(それから心臓も)生食美味しいですよね! 我が家ではやみつきになっております。
    それはさておき、皮鞣しについてのご質問ありがとうございます。皮の処理についてはおれも経験皆無から始めていまして、手探り状態で模索しているところです。現在ある皮も、忙しさからまだほとんど処理していない段階なので、残念ながらろくなことをお答えできそうにありませんが、乏しい経験と、参考にしている書物やホームページを紹介することで回答にいたしたいと思います。

    灰を塗ったのは、腐敗防止と、アルカリ性を塗りつけることで肉を剥がしやすくなるかも知れない、という“龍の字”の思いつきからです。
    腐敗については、気温が低くよく乾燥していれば灰を塗らなくても大丈夫なようですが、灰を塗っておけばさらに虫がつきにくいようです。
    肉を剥ぎ取るのは手間がかかりますね。どうも、ある程度乾いて皮も肉も硬くなってからのほうが、ピリリッ、という感じで剥きやすいようです。ただ、このやり方の時は、乾燥して硬くなる前の皮を充分に拡げて、面を平らにしておくことが必要です。皺が寄ったようなところは硬くなるとなかなか肉をこそげません。
    平原インディアンのひとびとは、肉を落とす専用の道具を作って鞣していたとの事です。柄の先に石等の硬いへら(刃ではない鉋(かんな)のような)がついているもので、平らに伸ばした皮の表面をこれでこそぐやり方です。このときの皮は乾燥して硬かったのか、まだ柔らかい状態だったのか、よく覚えていないのですが、下に挙げる書に書いてあったと思います。

    毛皮でなく革としたい場合は、毛を抜く必要があります。これは要するに、ちょうどいい具合に腐敗させるということのようです。処理できずに置いたままの毛皮は、ところどころ腐敗すると毛が抜けてきます。ただ、全面を上手に脱毛するにはなかなか技術や慣れが要りそうです。

    自分の体験として語れることはこのくらいでして、あとは参考になると思う文献の紹介をしておきます。

    書籍

    『北米インディアン生活術〜自然と共生する生き方を学ぶ』横須賀孝弘著 グリーンアロー出版社

    『アイヌの民具』萱野茂著 すずさわ書店


    ホームページ

    『アチレア』http://www.geocities.jp/hiromimiachillea
    トップページから「原始的技術の紹介」→「タヌキの皮なめし」などのページがあります。

    『オグララ工房雑記』
    http://oglalajp.exblog.jp
    ビーズを使った手工芸を本職として、その材料の革紐を自分で鞣している幾つもの経験を書いています。右端のカテゴリに、皮鞣し関連の記事が複数あります。

    *********************************


    おれもこれから学び続けて、進展があればブログの記事にしていきます。岩田さんとも今後の経験など、楽しく交流できれば嬉しいです。
    これからもよろしくお願いいたします。
    | 大口のま | 2008/01/30 12:16 PM |

    今日コメントの返信確認させていただきました。
    コメントしておきながらどうもすみません。
    今日図書館の書籍でアメリカインディアンのやり方や、日本でのやり方の(1970年ごろには日本ではなくなっているようです)書籍を目にしました。
    脳みその腐臭との格闘を覚悟しないとできないようです。
    一度一緒にできるといいでしょうね。
    ありがとうございました。
    今後ともよろしくお願いいたします。
    | 岩田二三男 | 2008/05/31 9:57 PM |

    岩田さん、お返事ありがとうございます。

    かつては地域ごとにいろいろな鞣し方があったのでしょうが、現代では地元の材を使っての昔ながらの鞣し方は失伝していっているのでしょうね。あるいはもっと過去(江戸時代? 室町時代?)にはすでに失われていたのかな・・・。

    脳みそは、季節や地域にもよると思いますが、猟期の寒い時期であればそんなに腐臭はしないと思います。少くともおれは感じませんでした。でも三重は暖かそうですから、如何でしょうか? 一頭ぶんの皮を一頭ぶんの脳で鞣す、というのが気に入っていて、まずはこのやり方を考えているのです。鞣しに使わない場合は食べても美味しそうですよ。

    現在鞣し作業には全然とりかかれずにいて、今後もいつになったらできるのやら、ですが、気長にやって行こうと思います。

    進展があればまた記事にしますので、こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
    | 大口のま | 2008/06/05 6:22 PM |

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