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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

野楽生れば

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道ゆく鹿
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    家路は山のなか。日が暮れてから通る時には、さまざまな動物を見かける。今日は鹿を見た。
    鹿はよく見かけるのだが、たいていは子鹿かその年生まれた若いやつだ。そして、十一月中旬を境にして見かけなくなる。猟期が始まるからだ。猟期が始まるとけものたちは山深いところへと姿をかくし、集落にはあらわれなくなる。ニンゲンから逃げていくのだ。それでも、はじめて冬を越す若いやつは逃げる方向の要領もまだよくわからないらしく、かえって普段は見かけないほど人家寄りで出くわすこともある。

    冬以外の季節、とくに暖かくなってくる春先には、まだ車の危険さもわからない子鹿が道路を歩いていて、こちらがじっとしている限り好奇心いっぱいの目で車内を覗き込んでくることもある。無邪気そのものの表情をみているそんなとき、次の猟期が始まるころにはニンゲンの恐ろしさをしっかり覚えて生きのこれよと、こころに祈らずにはいられない。

    食うものと食われるものとの間には絆がある。だれがおのれと繫がるべきものなのか、確かめるすべを、野生の生きものは身につけているのだ。それは大地の約束――おきてだ。
    おれは狩りをしても、この掟を見いだしながらしてゆきたい。





    あと二ヶ月足らずで、猟期が始まる。



    | 狩り | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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