唐松の柴
2006.11.30 Thursday
唐松林で柴を狩ってきた。本当は自分の使うものはできるだけ自分のまわりのもので生きたいのだが、うちの近くの山はなにぶん急斜面ばかりなので、平らなところでの柴拾いならば時間と労力を大幅に減らせるだろうとの誘惑に負けて、雑多な用事で忙しくて柴が足りなくなることを気にした折の大口のまであった。
軽バンに無造作に積んだ柴を、得した気分でほくほくと家の中に運び入れ早速燃やす。雑木と比べてヤニの多い唐松は火力があるぞーと、内心期待を込めつつ様子を見る。
うむ、火力はありそうだ。しかし、パチパチとはぜるその音は焚き火に似合ってすてきだけれど、火のともったままの皮が跳びかってなかなかにあぶない。大丈夫かなと思いつつ二・三日後、座布団が焦げ臭い匂いとともに、じわじわと炎を出さずに燃えていた。あわててスリッパで叩き消す。
唐松のこの特性は乾燥具合とも関係なく、燃やせばはぜることは避けられないだろうな、と、今日は自前の足で山へ柴狩りに行く大口のまである。
軽バンに無造作に積んだ柴を、得した気分でほくほくと家の中に運び入れ早速燃やす。雑木と比べてヤニの多い唐松は火力があるぞーと、内心期待を込めつつ様子を見る。
うむ、火力はありそうだ。しかし、パチパチとはぜるその音は焚き火に似合ってすてきだけれど、火のともったままの皮が跳びかってなかなかにあぶない。大丈夫かなと思いつつ二・三日後、座布団が焦げ臭い匂いとともに、じわじわと炎を出さずに燃えていた。あわててスリッパで叩き消す。
唐松のこの特性は乾燥具合とも関係なく、燃やせばはぜることは避けられないだろうな、と、今日は自前の足で山へ柴狩りに行く大口のまである。
