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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

野楽生れば

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陽射しのなか
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    晴天がつづいている。四日前に降り積もった雪は、陽光の温かい光に日に日に溶かされていく。
    雪の重さに下を向き、大魚を引く釣竿さながらにしなっていた細身の竹も、日光をいっぱいに浴びて立ち姿をとり戻した。


    さいわいに出掛けなければならない用がなかったため、雪かきも急いでする必要はない。車に乗らないならば、新雪を踏み分ける二本の足と長靴だけで、雪かきなどなくても問題はない。

    気温はますます低くなる一方なのだが、晴れている日はそれにもかかわらず暖かい。冬至を過ぎて、いくらかでも日が長くなっていることもあるのだろう。午後一時過ぎには太陽が山陰に入ってしまうのだが、それまでは縁側で日向ぼっこができるくらい、日射しはつよい。

    ここはかなり標高のある処、もっと下の住居は山の谷間が深くなり、陽光の恵みがいちだんととぼしくなる。
    山小師や他の地元の古老が語るところによると、山の上の部落の方が古いのだという。嶮しいこの山地での沢谷は危険も多く、人々の道は川沿いよりも山の上、尾根道や峠の方が多かったのだそうだ。

    ひと昔前までは、情報は山を走っていたという。
    硬い道を必要とする自動車というものの出現までは、確かにそうだったろう。

    雲のない冬の青空は真空のように透っている。どこまでも見渡せそうだ。
    ひとつの空の下にひろがっている大地。
    あても予定もなく旅していた頃を思い出し、また、初めての景色の中へ歩いてゆきたくなる。けれども、いまここで暮らしていることも、はじめての風景の中での旅の一つなのかもしれない。

    | やまの彩(あや) | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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