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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

野楽生れば

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    帰りが遅くなって夜の道を走っているときは、昼間は姿を見せない生きものたちが現れないか、わくわくしながら運転している。穴熊、白鼻芯(はくびしん)、蝙蝠(こうもり)、貂(てん・てんまる)。
    先日は梟を見た。

    夏が始まるころになると必ず鳴き声が聞こえてくるのだけれど、姿を見ることはなかなか無い。
    この日は電線にとまっているのを見つけて車を止めても逃げることなく、写真をとることができた。



    こちらにはとうぜん気づいているのだが、さして気にしてもいない風で、余裕たっぷりくつろいでいるようである。


    撮影できる機会が稀なものだから、いい写真を撮りたくて何度もシャッターを押し、その度ごとに閃くフラッシュの眩しさに耐えられなくなって大きな羽を広げて移動する。少し離れた他の電線にとまりまた周囲を窺うけれど、おれはしつこくカメラをもって近づいてまたも閃光を浴びせかける。

    ついに嫌になってか、木々の翳の暗闇へ飛び去っていった。

    食べ物を捜していたのかも知れないところを大いに邪魔をして、悪いことをしてしまった。
    野生動物を見ると嬉しくなってついつい追いかけてしまう、対象者のかれらにしてみれば迷惑至極なのだろうと気づくのはいつも逃げ去ってから。申し訳ない。こんな五月蝿いことをしているから、人間を一目見るなり逃げ出すものたちが増えちゃうのだろうなぁ。


    梟はアイヌのひとびとが コタン・コロ・カムイ と呼んでいる。村の神、村を見守るものとして敬っていたようだ。
    ギリシャでも知識の象徴としていたそうだし、梟になにか視透すちからを感じていたのはどこの民族も同じだったのかも知れない。
    高校で生物を教えてくれたゲッチョという名の教師が話していたことを思い出す。いわく、梟が地面を歩いていると、二本の足でひょこひょこ進んでいる姿が小人と間違える。

    埼玉県の山の町、秩父盆地の中心の秩父神社は、知々夫彦命(ちちぶひこのみこと)と共に八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀っている珍しい神社だ。彼の神は知識豊富な智恵の持ち主として有名なのだが、関連あるのかないのかよくわからないけれど、この神社では社の北面に梟の彫像を据えて祀っているのだ。それも、うさぎのような耳を頭上にはやした、不思議な姿の梟。
    チチブという古くからの血を伝えている土地に祀られている、ネイティブの魂を伝える神なのかもしれないと、ひそかに崇拝している。



    | いきもの | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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