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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

野楽生れば

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じてんしゃ図書館
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    きのう、自転車に図書館を積んで旅している青年に出逢った。その名はじてんしゃ図書館。

    着流しを粋に端折って(はしょって)むき出す四肢は逞しく、ペダルを漕ぐ足には歯のついていない下駄、前輪脇に提げてある三度笠が格好よかった。
    そして後ろに牽く小さなリヤカーに設置してある「水車」は、旅をしていくうちに思いついて作ったという本の観覧車だった。水車の羽根板の部分が本を入れる箱となってぶら下がっており、ガタガタという木製のなつかしい音をたてて回りながら本を選んでゆける。

    どこから旅をしているのか聞くと、名古屋からだと答えた。北は北海道、その他各県の図書館を廻って、全市町村自治区をおとづれるつもりだと言った。現在は群馬の下仁田を走る。
    この旅をはじめたきっかけとなったのはこれを読んだからなんです、と、『百年の愚行』という本を取り出してくれた。20世紀のあいだに人間が造り出して来たあまたの害悪、21世紀も同じことを繰り返す百年にしてはいけないと、かれは自分にできることを考え、実行している。

    落ち着いて静かな声、しかしはっきりとしたちから強いことばづかい、野生のものがもつ、活力の充ちた澄んだ眼をしていた。

    最初にかれを見たとき、大荷物を積んで自転車を漕ぐ姿が、北京の郊外でよく見ていた映像と重なって目を引いたのだけど、三度笠が視界にはいった瞬間「旅人だ」と直感して声をかけたくなったのだ。
    かれは自分の信じるものを追って、行をしているようにも感じられる。
    みなさんの街にもかれはおとづれるでしょう。そのときはぜひとも声をかけて、そして借りる本をさがしてみてください。

    名刺を渡して、かれの連絡先を訊くと、メールできるホームページをもっていることを教えてくれた。
    じてんしゃ図書館

    おれの借りた本はこれ。





    この図書館の貸し出し期間は無期限。読み終えた、と思ったら家族や友人や読んでもらいたいだれかにこの本を渡す。それがこの本の返却方法だ。

    貸し出しのとき、ちょっと待ってください、と言って最後のページにこれを書いてくれた。




    おれも葉っぱを一枚書いてこの本をかえします。
    たくさんの葉っぱが書かれた本が、あなたの手にもとどきますように。
    | 遠吠えと谺 | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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