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山あいで狩猟採集生活を目指す野楽生(のらぶ)のあしあと

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暖炉ふたたび 〜囲炉裏との使い分け
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    先の冬はけっこう冷え込みが厳しくて、歳が明けてからはなおさら、薪の量がことのほか気になる数ヶ月だった。そんななかで、できれば囲炉裏端だけで日を送れれば最高だけれど、作業場で水に手を浸して仕事しなければならない状況もある。
    作業場は囲炉裏の部屋から離れている。土間の暖炉に火を入れて暖めないことには、仕事にならない。一冬前はまったく使わなかった暖炉が、炎を抱いて再び活動する。

    暖炉、と呼んではいるが、煉瓦を積んで自分で作ったもので、はたして暖炉と言えるのかどうかよくわからない。形状からいえば陶磁器を焼く穴釜を小さくしたものによく似ている。製陶の師匠が作っていたものを真似たのだから無理もないが、“ストーブ”と呼ぶより趣きを感じるので、こう称している。耐火煉瓦でたっぷりとつけた厚みは、熱もちがいい。

    この冬使い始めるにあたって、天井を貫いて真っ直ぐに二階へ伸びていた煙突を修正した。
    煙突の役目である煙の排出を、“引き”という。長さがあるほど引きはよく、また出口が高い位置にあるほど引きがよい。
    しかし引きがよいということは空気の流れが強いということで、つまりせっかく熱をもった暖かい空気も出て行ってしまう。これを防ぐには一度煙突が水平方向へ曲がって、熱が上昇にまかせて出て行かないようにするとよい。我が家の暖炉のいままでの煙突は真っ直ぐ上へと伸びて二階に行ってしまっていたため、一階に熱が留まりにくい形だったといえる。
    で、まだ充分熱をもった暖気が留まるように、水平方向の通路を作った。そのまますぐ後ろに設置してある薪風呂釜の煙突と合流させて、お勝手の天井から、屋根の上へと顔を出している。


    風呂釜を燃したときに煙突の引き具合は確認していた。暖炉の排気分を合わせても、充分引いてくれると予想したのだ。
    予想どおり、以前は焚口(たきぐち:薪を投入する入り口)に蓋をすることでおさえていた煙の逆流が、ほとんど無くなる。まぁこれは以前に比べて薪の収集がうまくなり、湿った燃えにくい状態で燃すことがなくなったことにも一因があるだろう。


    囲炉裏では、できるだけまっすぐの、そして細く割った薪が使いよい。落ち枝(柴)でもよいのだが、短時間で出来るだけ多くの量を運んでこようとするため、現在は太い倒木を持ってきて割ることで薪を作っている。その中で、根っこに近い部分や根っこそのもの、また節があることで細かく割れない薪がでてくる。このような細くない、形も様々な不揃いな薪たちを、風呂釜や暖炉で燃すと、それはまっすぐな薪より燃しやすいことがわかった。


    まず、形が様々なため、薪どうしが密着したり底にベタ置きになってしまって酸素の入りを妨げてしまうことがない。写真ではわかりにくいかもしれないが、薪と薪のあいだに適度な隙間がうまれて炎が赤あかとひらめいている。
    根っこは短くても太さにムラがあり、厚みをもっているものが多いので、細くて火のつきがよい部分と、太くて火力を生み出す部分とをあわせ持っているものも多い。上手に燃すと、次の薪を投入するまでの時間はずいぶん長くなる。火の具合を見るために頻繁に焚口を覗き込まなくてもよくなった。


    引きがよくなった蓋をしない焚口は、炎からの放射で以前より暖かく、なによりその紅いひかりは、ここち良い。

    冬のすごし方が、また一つ楽しくなった。




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